観劇:能『小鍛冶』観てきた

名古屋能楽堂で行われた、能『田村』&『小鍛冶』を観てきました。※結構書き直した

能『田村』『小鍛冶』鑑賞。

名古屋片山能

刀ステのチケットが外れてしまったので(※ライブビューイング抽選申込中)、かわりに能の『小鍛冶』観てきました。

というのは冗談で。私の今年の勝手な目標として、宝塚、劇団四季、能楽、文楽、歌舞伎、ミュージカル、普通のお芝居を、最低一回ずつはみるというものがありまして。

宝塚はるろ剣でクリアしてるんですが、もう一回くらい行きたいな。劇団四季も、名古屋の『オペラ座の怪人』は観に行きました。そのうち感想も書きたい。

あ、ちなみにヅカるろ剣も、千秋楽ライブビューイングやるそうですよ。 るろうに剣心好きな方は行ってみるといいと思います。衣装も原作そのままだし、時代劇でもありますし、フィナーレ以外はそんなに宝塚!な演出はないので、あのキラキラが受け付けない~って人でも受け入れやすいと思います。そのかわり、フィナーレだけはしっかり宝塚してますけど。

* * *

それは余談として、能に話を戻しますが。

せっかく審神者してるんだし、やっぱり演目は刀剣関係あるものがいいなと思ってたら、中部住まいの私にとっては近場で『小鍛冶』を演るとのことで、観てきました。

ちなみに、能『小鍛冶』とは、小狐丸を三条小鍛冶宗近さんが打った時のお話ですね。

三條小鍛冶宗近公式サイトより紹介ページ

会場:名古屋能楽堂

名古屋能楽堂

場所は名古屋能楽堂です。名古屋城のお隣ですね。能楽堂も初めてだったんですが、最初に思ったのは、木のいい香りがしたこと。りっぱだったなあ。普通の劇場と違って、客席部分でも、そんなに極端に傾斜はついてませんね。あと、上演中も真っ暗になることはないんですね。気持ち薄暗くなるくらい。もともとは屋外でやってたらしいから、それでかな。

中はこんな感じ。室内だけど屋根があります。屋外が普通だった頃の名残?

中の写真撮りたかったけど、とりあえず中ではスマホの電源落とさなきゃ!とばっかり思ってたので、撮りそこねました。休憩時間なら撮ってもよかったのかもしれない(未確認)。

ざっくり感想

ちなみに、初めての能鑑賞です。

正直、観ていて、学生時代の英語のヒアリング思い出しました。序盤はわりと何言ってるのか聞き取れるんだけど、途中で脱落したらもうセリフについていけないw 近くの席で寝てたおじさんいたなぁ…。

一応、ネットで台本と現代語訳を読み込んで、しっかり予習してからいったので、両演目ともお話にはついていけました。でも、なにも調べずに行くと正直、眠くなるだろうなぁという感じはした。

ただ、あの語り(歌)と囃子方の演奏はクセになりそうな気がする。

『田村』

最初の演目は『田村』でした。

季節にあったお話でよかった。桜満開の清水寺が舞台です。たぶんねぇ、能楽初観劇な審神者が来るの前提に、初心者向けの明るいお話をチョイスしてるんじゃないかなあと思ったですよ。どっちもショタ…じゃない、童子(少年)が出てくるしさ。ちょっとお席が遠かった。もっと『面』をよく見たかったなぁ。

配布されていたプログラムにもこんな文字が。

刀剣ブーム

なんかこう、いろんな方面で対応を余儀なくさせてしまって、申し訳なくなるよね…w いや、初心者さんは歓迎な側面もあるんでしょうけど。どうなんだろうか。

『小鍛冶』

『小鍛冶』に関しては、完全に刀剣の『小狐丸』がメインのお話なので、審神者な私はミーハー的なノリで楽しめました。内容も、三条小鍛冶宗近さんがお稲荷さまと一緒に、小狐丸を打つよ!というシンプルなお話だし。

前半の少年が稲穂(?)を束にしたものを持ってるんですが、束にするために結んである部分がゆるかったのか、舞うたびに稲 穂を舞台に撒き散らしてたのがハラハラしました。あれはああいうものなのか…違う気がする…いやわかんないけど…。確か、地謡の人がタイミングを見計らっ て回収しに行ってましたが。

能って黒子さん的な役割の人(後見)も顔出したままで普通に舞台上にいるから、アクシデント起きても普通に対処しにいけそうなかんじですね。

イヤホンガイドについて

そんな程度には、とっつきにくさもあるわけでして、入口でイヤホンガイドの貸し出しがありました。イヤホンのついたラジオみたいな小さな機器です。鑑賞中に台本の現代語訳を言ってくれたり、さまざまな解説をしゃべってくれます。最初はてっきりテープでも流してるかと思ったんですが、これもライブだったのかな。

その他

事前に予習してたときにも思ったんですが、能って、出番が終わった人がはけるってことがあんまりないんですね。出番が終わっても、舞台の隅に座って待機してる感じ。

シテ、と呼ばれる主役を演じる人は、役割が神さまとか(小鍛冶だと、小狐丸をうつのを手伝ってくれたお稲荷さんだったり)亡霊だったりすることが多いらしいせいか、ここぞというとき以外は奥にひっこむんですけど。衣装替えのためかもしれないけど。

あと、能舞台ってやっぱり足を踏み鳴らすと、すごい音がなるものなんですね。知識としてはなんとなく知ってたけど、初めて聞いてちょっと感動。

ちょっと感動といえば、囃子方の方たちの演奏も、生でああいったものを聞いたことはなかったので感動しました。笛とか小鼓とか。でも、囃子方の声が大きくて、主役の方のセリフがちょっと聞き取りづらかった。

『田村』でうーんと思って、演者の変わる『小鍛冶』ではどうかと思ったら、そっちもそうだったので、あれはああいうものと思うべきなんでしょうか。

そんなこんなで、萌え語り

さて。以下、能楽を全く知らないオタクな審神者が、好き勝手に書くゆるい萌え語り。

まじめに語ってないので、気をつけて!

どっちの演目も、序盤が「美少年に翻弄される堅物」のお話って被ってるよね(※だいぶ事実とかけはなれている感想です)。かわいい。翻弄される坊さんも宗近さんもかわいい。こんなノリです。

三条宗近さんかっこいい

審神者の私にとって、無条件でイケメンにみえる『小鍛冶』に登場する三条小鍛冶宗近さん。

行ったことないけど、奈良の三條小鍛冶宗近さん思い出しちゃうよね…。ツイッターとかのあの優しい物腰。大真面目な職人気質って感じがしていい。

あと、衣装も格好良かったです。刀を打つ場面の時は着物を片袖脱いでるのも格好いいなあ。

お稲荷さまかわいい

上にも書きましたが、『小鍛冶』のストーリーは「三条小鍛冶宗近さんがお稲荷さまと一緒に、小狐丸を打つ」というシンプルなものです。

後半でお手伝いに来てくれる稲荷明神さまが、思った以上に可愛かったです。もっと怖い感じかと思ってた。いや、怖い感じなのかもしれないけど。私の脳内フィルターがおかしいだけかもしれない。

ただ、黒頭(黒髪のかつら。黒白赤の三種類あるらしい)だったので、頭の上に載ってるという小さなお狐さまの飾り(狐載というらしい)が見れなかったのが悲しい(なにげに楽しみにしていた)。

詳しくはこちらのサイトにて。

よっしゃ打つよ!と宗近さんと小狐丸とトンテカ打った後、ちゃっかり刀に自分の銘も入れて、あとはさっそうと去っていくお稲荷様可愛い。

あのあと、たまに宗近さんちに遊びに来てたりすればなお可愛い。お稲荷様の格好でも可愛いけど、童子姿でふらっと来たりしてびっくりさせればいい。そしてお供え物食らって帰る。

典型的主人公な宗近さんと、それを振り回す系キャラのお稲荷様。そしてキーアイテム的な小狐丸。なんかストーリーできそうな…。ラノベ的な…。

小ネタ:うちの本丸にもお稲荷さまが

刀剣乱舞のゲームで、小狐丸を手入れ部屋に入れると、他の刀剣より手入れ資材が少なくすむという小ネタがありますよね。あれは、小狐丸を打つのを手伝ってくれた、お稲荷さまが手入れも手伝ってくれているかららしい。

能のお話の中だけじゃなくて、うちの本丸にも来てますよ、あのお稲荷さま。そう思うとたのしい。

和服かっこいい

『田村』のほうに出てくるお坊さんたちも、お着物よかったなぁ。和服っていいよね。『田村』の坂上田村麻呂(の亡霊?)の着物は派手!めっちゃかさばってね?!と思ったけど、イヤホンガイドであのきんきらは鎧をあらわしていると言ってて納得してみたり。

『田村』の序盤に現れる童子は、プログラムでは「可憐な少年」とか書いてあったり、興が乗って舞いだしたり、私の中では完全に美少年に脳内変換されてました。それがあってからの、後半のあの荒々しさがまたいいんだろうなぁ。

まとめ

初心者的には、能の鑑賞にはどうしてもあらすじなどの予習が必須だとは思いますが、楽しく観劇できました。今回は『小鍛冶』の(ミーハーな)感想だらけになりましたがw 『田村』もわかりやすく楽しめました。また今後も、能の鑑賞に行くつもりです。名古屋能楽堂の場所も覚えたしね。

でも、古典芸能系はみんな予習は必須かなー。歌舞伎とかも。

おまけ・・・

観劇後、帰ろうと思ったら名古屋の地下鉄がのきなみ火事かなんかで止まってました…。名古屋駅まで歩いて帰った…。スマホって便利ね…(土地勘ないので、ナビに頼りまくった)。

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