PSVITA:『7’scarlet(セブンスカーレット)』感想&攻略

オトメイトゲー。結構前にクリアしました。感想ですよー。

『7’scarlet(セブンスカーレット)』感想&攻略

 攻略

上から順に、以下のように開放されていきます。キャラ名クリックで攻略に飛びます。

  1. 『迦具土ヒノ』『甘梨イソラ』
  2. 『櫛奈雫トア』
  3. 『建比良ソウスケ』
  4. 『叢雲ユヅキ』
  5. 『真相編』
  6. 『夜刀神ハナテ』

ネタバレなし感想

オトメイトの乙女ゲームです。

ジャンルはミステリー×恋愛になってますが、ちょびっと伝奇風味でもあるのかなぁ。若干ホラー的な演出もありますが、そう怖くはないです。

ミステリーといってるだけあって、人物の相関関係やいろんな謎があります。何日の何時に誰がどこにいた、みたいなのも全部表にして書き出すと楽しそうだと思いました。そんな感じで、設定や謎など、シナリオのしくみは面白いんだけど、テキストがあっさりしてるので、ちょっと物足りない感じ。もっとテキストがこってりしてたほうがのめりこめたかも。

ただ、真相ルートでの驚きはありました。

恋愛面でも物足りない感じがするかもしれません。恋愛と同時に、事件にも追われてるので、流れで予定調和的にくっついてしまう感じがします。…吊り橋効果?w

若干描き込み不足じゃないかなってキャラもいますが、キャラクターはいいです。声優さんの演技もいいです。森久保さんのおどおどとしてる気弱な演技が印象深い。

エンディングを迎えても、甘々ラブラブだけじゃないキャラもいます。

ネタバレあり感想

以下に、挿入歌ムービーをはりつけてありますが、その下からネタバレありの感想になります。注意。

以下、ネタバレ。

恋愛

あっさり…そして、お約束が多い。

うーん、過去に出会ってたというのはアリだと思うし、夏祭りでデートもありだと思うし、本屋で高い位置にある本をとってくれるのもアリだと思うし、強気な彼が風邪で倒れて弱みを見せるのもアリだと思うし、アイドルの正体は実は○○だった!もアリだと思うけど、全部畳み掛けられると、お約束多すぎね?となってしまう…かなぁ。

でもちょこちょこおいしいイベントもありましたが。

トアくんの真相と、ユヅキさんのノーマルが切なすぎた。

ミステリー

ミステリー部分は、そもそもあんまりミステリーな感じがしてなかった(どっちかというと伝奇モノっぽい)のと、真相ばらしが唐突な会話劇の『人狼ゲーム』だったのがつまらないなあと思いました。

あそこまでああやって展開してきてるのに、肝心の真相は、会話で解決になっちゃうのはつまらないよー。会話で解決はミステリーのお約束だけどさあw キャラクターたちもギスギスしてくるし。まあ、これはしょうがないんだろうけど。

ユアちゃん、あんまり本編に絡まないなあと思ったら、いきなりど真ん中にきましたね。ふ、伏線…。(あったのかもしれないけど)せっかくの女の子キャラなんだし、もっと主人公と一緒に女の子同士でキャッキャウフフしててもよかった。

ヤスは実は食えない黒幕(か、その手下)かと思ったら、そんなに食えなくもないただの下っ端でした。ちょっと拍子抜け。

チカゲさんはカッコいい。

そうそう、私は事前情報をまるで入れずにプレイしてたので、最初はエイトが誰かはさっぱりわからなかったんですよね。でも、イソラルートの途中あたりで、はたと「アイドル…歌…森久保…森久保さん…?!」と気づいてしまいました。正直、声優さんで気づきたくはなかったw でも、あのキャスト陣ならそうなるわ

演出

途中で挟まれる動画とか、演出面は印象に残って素敵なんだけど、シナリオがボリューム不足かなあと思いました。ボリュームというか、書き込み不足? 面白いんだけどね。もうちょっといろいろあったら、もっとすごい大作に化けそうな…。

最後のお兄ちゃんルートのエンディング、紫姓草を全部燃やした後、自分の家に戻って『いってらっしゃい』の声、庭で揺れてる一輪の花…という演出はすごい好き。

攻略キャラクターたち

まあ、ちょっと辛口めな感想ばっかりになってしまいましたが、乙女ゲーのサガといいますか、萌えるキャラがひとりでもいれば、わりと許せるそれが萌えゲー。

オーナーが面白かった…!!

迦具土ヒノ(CV:島﨑信長)

7'scarlet『迦具土ヒノ』

ヒノはわりと王道でした。幼なじみの男の子。猫に「幼なじみの女の子を守りたい」とかひとりごちてるのは可愛かった。ハナテルートの最後に見せ場があるのもいいなあ。ゲームの作り的に、どうしても初回プレイの無難な攻略キャラみたいな役どころになっちゃってるけど、ああいったところでヒーローとして出てくるのは、やっぱりヒノじゃないとね。別のキャラとくっついたエンドの場合、潔く身を引いてるっぽいのもいい。

苗字の由来のカグツチは火の神様。最後に紫姓草を燃やす役割があったからかな。

甘梨イソラ(CV:柿原徹也)

7'scarlet『甘梨イソラ』

イソラは途中でヤンデレ…っぽくみせてきますが、あそこらへんもガッツリシナリオ書き込んであれば、かなり面白くなったんだろうになあと思いました。苺を食べさせようとしてきたり、もっといろいろ闇を抱えてるんだろうと思ったけど、そうでもなかった。苺だけか…。もっと病んでそうなんだけどなあ。あの、壁ドンCG好き。プレイしてて度々忘れてたんだけど、まだ高校生なんだっけw つよい。

苗字の由来はアマテラスオオミカミ? アマしかあってないから、ちょっとあやしいけど、主人公を監禁してるあたり、天岩戸と通じるかもしれない。閉じ込める方だけど。

櫛奈雫トア(CV:森久保祥太郎)

7'scarlet『櫛奈雫トア』

トア。真相ルート後に、もう一度ハッピーエンドを見ると、ハッピーエンドでの真相が見れるんですが、これは切ない。ガマキさんが結局いい人だったのはいいけど、やっぱりちょっとシナリオがツギハギっぽい気が…。トアの好きな数字が末広がりの八で、それとエイトをかけてるんだなあとだいぶあとに気づいた。

攻略順的に中途半端なところにいるので、なんとも中途半端なキャラになってる印象ですが、真ヒーローはトアなんでしょう…か?(自信ない)物語の冒頭の、奥音里に来た直後あたりに、ミステリアスな感じでトアと遭遇イベントとかあれば、まただいぶ印象も違っただろうに。

ユアちゃんと苗字を見比べたら、クシナダヒメとスサノオなんだなあ。ユアちゃんのほうが旦那なのが、なんか納得。

建比良ソウスケ(CV:沢城千春)

7'scarlet『建比良ソウスケ』

ソウスケ。怖い人かと思ったらただの面白い人だった。過去のショタソウスケは萌えました。かわいい&やさしい&たのもしい。現代のソウスケも頼もしいけどね。見た目は一番好きです。眼鏡。ソウスケルートの、告白を再現させようとして、スルーされるシーンとか可愛くて好きです。ルートじゃない場合は、ユヅキと一緒に新しい屍葬組を作っていって欲しい。

苗字の由来は建比良鳥命(タケヒラトリノミコト)?これは知らない神様でした。大国主神を説得した天菩比命のってあたりが、シンリュウの息子的な意味合いなのかなぁ。

叢雲ユヅキ(CV:三木眞一郎)

7'scarlet『叢雲ユヅキ』

ユヅキさん、ツンデレ…じゃないんだろうなあ、あれは…。ギャップ萌え? 最初ツンツンしてるけど、あれはあれで素だろうしなあ。ツンがデレたというより、普段から普通にアレはアレだろうしなあ。

かっこいいというより、面白かったです、あのオーナー。そして、かわいい。さらにえば、ユヅキがかわいいというより、三木さんがかわいいw 三木さんがおもしろい。無愛想な人間嫌いタイプのキャラだと知っててのあの演技かー。途中声ひっくりかえってましたよ?w ハッピーエンドのユヅキはせいぜい主人公とバカップルになってろと思ったけど、ノーマルエンドのユヅキは切なすぎて印象に残る。

苗字の由来はまあ、日本神話的に考えると、叢雲の剣かな。

夜刀神ハナテ(CV:緑川光)

おくねぱんだ ※画像はハナテではありませんw

ハナテ。いろんな意味で、緑川光さんだなあって感じの役どころでした。緑川さん大好きなんだけど、ある意味お約束過ぎたキャスティングなんで、別の声優さんだったら、また受け取り方違ったかもしれない…。てか、なんでお兄ちゃんが主人公に惹かれたのかがよくわからないのですが、アルビノだったから? でも、そんな雰囲気じゃないよね…。うーん。上にも書いたけど、最後の演出大好き。

苗字の由来はそのまんま夜刀神かな。蛇の姿をした祟り神だそうです。これも知らなかった。

日本神話的な?

ハナテのいう『あいつ』=イワナガヒメらしいんですが、私は神話のイワナガヒメ大好きなんで、悪役扱いは切ないわ―とか思いながら読んでました。そして、特に『イワナガヒメ』である必要ないよねっていう…。うん…。だって悪いのはニニギノミコトのほうじゃん?ってなる。

このゲームを買った動機が、キャラの名前が神話の神様もじってたからなんですが、あんまり日本神話、話に絡んでなかったね…。

イワナガヒメの呪いを受けてしまったハナテお兄ちゃんは、実はニニギのなにかなのか…。そういえば、サクヤちゃんって名詞も一応作中にあったね。

主人公のデフォ名がサクヤちゃん(=コノハナサクヤヒメ)とかだったら、また違ってきたんだろうなあ。あ、でも苗字が蒔だ…。

※日本神話で、コノハナサクヤヒメとイワナガヒメの姉妹は、二人揃ってニニギノミコト(アマテラスの孫で天皇の先祖)に嫁ぎます。けれど、ニニギさんは、イワナガヒメが醜いからと振って、その姉のコノハナサクヤヒメだけを娶りました。イワナガヒメは岩のように永遠となるようにと送られてきた花嫁だったのに、それを送り返したことで、ニニギさんは神様的な長寿だったはずが、人並みの寿命になっちゃったのでした。

* * *

夜想曲というゲームと単語や設定が一部被ってるそうですね。スタッフのかたが同じらしい。

※「7’scarlet」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社およびトイボックス株式会社に帰属します。

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